IE対策その2.筆記試験
水中スキルとデモンストレーションが優れていても、インストラクターになるために避けて通れないのが筆記試験です。
しっかり勉強しておけば確実に取れるセクションなので、がんばりましょう。
筆記試験 – 潜水理論
潜水理論
- 選択式12問x5種科目=全60問
- 試験時間:90分
- 合格点:各分野で75%(9問)以上
いずれか1分野が75%未満だった場合は、その場でその分野の再試験を受けることができます。しかし2分野以上が75%未満だった場合は不合格となります。
物理、生理、RDP、ダイビングスキルと環境、及び器材の5分野の筆記試験です。各分野で合格点を取らなければならないので、物理は苦手だから捨てよう!なんてことはできません。
筆者のおすすめ勉強法は、ナレッジワークブックを繰り返し解くことです。
わからない問題は解説をよく読み、それでもわからない場合はエンサイクロペディアの関連部分を読んだり、コースディレクターなどに質問しましょう。テーブル版RDPと、eRDPMLの使い方も必須。
試験中は何も見ることができないので、覚えるべきことは暗記します。ただし、海水1Lは1.03kgなどの定数は与えられます。
1問当たりにかけられる時間は1分半。あまり考える時間はありませんので、自分の得意な分野からサクサク解いていき、時間がかかりそうなRDPなどは後回しにするのがベターかもしれません。
わからない所で考え込まずに、どんどん先へ進むことがポイントです。
筆記試験 – システム、規準、手続き
システム、規準、手続き
- 選択または正誤問題50問
- 試験時間:90分
- 合格点:75%(38問)以上
インストラクターマニュアルとガイドトゥティーチングを見ながら行うことができます(冊子版またはデジタル版)。ただし再試験はありません。
オープンブックですが、マニュアル類にはあらかじめ目を通しておいた方がよいでしょう。暗記する必要はありませんが、どこに何が書いてあるのかは大まかに把握しておきましょう。
おすすめは冊子版よりもデジタル版です。試験中、問題に出てきた言葉を入力して検索すると、関連箇所にすぐにアクセスすることができます。
こちらは1問当たり1.8分かけられますが、マニュアル類を調べる時間が必要となります。こちらもあまり考えすぎると時間がなくなってしまうので注意しましょう。
注意事項
問題用紙には書き込みができません。潜水理論の試験ではダイブプロフィールの用紙が配られるので、その裏等を計算用紙にします。
尚、解答用紙だけでなく問題用紙とダイブプロフィール用紙も終了後に回収されます。
試験時間
当日はおそらく最初に潜水理論、続いて規準の試験という順番になると思います。試験時間はどちらも90分ですが、潜水理論が早く終わった場合、規準の試験の開始時間を早めてもらうことができます。
規準の試験も早く終われば早く提出し、次のセクションの準備に時間を使うことができます。
持ち物
筆記試験で必要な物は、筆記用具、電卓(携帯電話、スマホ不可)、テーブル版RDP、eRDPML、インストラクターマニュアル、ガイドトゥティーチングなどです。デジタル版の場合はパソコンまたはタブレットも忘れずに。
問題は選択式ですが、解答用紙のマスは塗りつぶさずにチェックでもよいため、鉛筆ではなくシャープペンシルでも大丈夫です。
*筆者が受験した2015年11月のIEを参考に書いていますので、変更になる場合があります。
人魚の水中動画を撮影しました
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