初心者ダイバーにおすすめの商品・便利グッズ・水中カメラまとめ
(2019年11月02日更新)
スキューバダイビングを始めて4年ほど経ちましたが、その過程で「これは便利!」と感じたものや、もっと早く買っておけば良かったと思ったもの、他のベテランダイバーさんが持っていて「いいな~」と思ったものなどをご紹介したいと思います。
星の数は個人的なおすすめ度です。
また番外編として、初めて買うのにおすすめな水中カメラもまとめてみました。
ダイビング便利グッズ – おすすめ度★★★★★
まずは、おすすめ度「星5」の商品からです。
スマホの防水ケース
ネックストラップが付いたスマホ防水ケースです。
船上でちょっとした写真や動画を撮ったりすることがありますが、航行中だと海水が飛び散ったりすることがあるため、私は海へ行くとき必ずこれを持っていきます。
またシュノーケルくらいであれば、これにスマホを入れて水中撮影を行うことも可能です。
私は普段の日常生活で、これを浴室に持って入りお風呂に浸かりながら動画を見たりSNSを見たりなどにも使っています。笑
防水バッグ
ボートダイビングでは、船の大きさ等にもよりますが「荷物は濡れてしまうもの」と思って準備していたほうが良いです。
大きな船やドライスペースが完備されている船であっても、びしょ濡れのダイバーが自分の荷物の近くを歩かないという保証はありません。
もし濡れてほしくない荷物を持っていきたい場合、防水バッグ(ウォータープルーフバッグ)に入れて持っていくと安心です。
まずは小さめな防水バッグ。
そして大きい防水バッグ。
私は大きく分けて3種類の防水バッグを持っており、荷物の量によって使い分けています。
スイムタオル
スイムタオルは、普通のタオルと違ってかさばらない&水の吸収力もかなり強いです。ダイビングに行くときは必ずバッグの中に入れておきたいものの1つになります。
私は防水バッグの中に1枚、外に1枚、と最低2枚は持っていきます。
ギョサン
ダイバーズサンダルとも呼ばれ、男女問わず持っていないダイバーはいないとも言われる「ギョサン」です。
足場の悪いところでも滑りにくく、最近はこれを履いているダイバーがとても多いです。海へ行った日には、これを見ない日などありません。
まぁ私はまだ持っていないのですが。。すみません!すぐ買います!
ラッシュガード
女性ダイバーの多くは持っている印象ですが、男性でもラッシュガードを着ているのをよく見かけるようになりました。
「着る日焼け止め」とも言われており、日焼け対策・紫外線対策のために着ている方が多いですが、私はそれに加え肌とウェットスーツの摩擦を抑えてスーツの着脱をしやすくするためにも着ています。
ラッシュガードには大きく分けて、一般的なTシャツのようなプルオーバータイプ、ファスナーとフードが付いているパーカータイプ(ラッシュパーカー)があります。
船上でしか着ない場合はラッシュパーカーのほうが着脱がしやすくおすすめですが、インナーとしてウェットスーツの中に着て潜る場合はプルオーバータイプを選ぶようにしましょう。
私は両方持っていますが、最近はほとんどプルオーバータイプしか着なくなりました。日焼けが気になる女性は、船上ではラッシュパーカーを着ていることが多いように感じます。
まずはラッシュパーカー。
プルオーバータイプはこちら。
アネロン(酔い止め薬)
最強に効くダイバー御用達の酔い止め薬「アネロン」です。
絶対酔わない自信のある人には必要ないですが、車にも飛行機にも船にも酔わない私でも「波酔い」はしました。
波の高い日は船もよく揺れますが、海面に浮いているときが本当に地獄です。普通は海面で長期間待機することはないものの、ドリフトダイビングのときなどは最後海面にいる時間が長くなることもよくあります。
水中や海面で嘔吐している人を見ていると本当に辛そうなので、酔いにくい方でも一応常備しておいたほうが良いかなと思います。
私の場合、二度と波酔いを経験したくないという強い思いから、財布・ログブック・スーツケース・各種バッグなどなど色んな場所にアネロンを忍ばせています。笑
ダイビング便利グッズ – おすすめ度★★★★
おすすめ度「星4」の商品です。
マスクの曇り止め
慣れてきたダイバーだと、つばをペッペッとマスクに飛ばして指で伸ばす…という光景もよく見るかと思います。
見た目的にちょっと気になる方もいるかと思いますし、やはり専用の曇り止めのほうが効果としては高いので、1本持っていると良いでしょう。
スナッピーコイル
BCDに着用して、指示棒・スレート・水中ライトやカメラなどの落下防止に使うスナッピーコイルです。水中に何か持って入るのであれば、ほぼ必須。
ダイビング便利グッズ – おすすめ度★★★
おすすめ度「星3」の商品です。
指示棒
あってもなくても良いですが、個人的にはあった方が良いと思います。何か珍しい生物がいたときに指示棒で指して教えてあげたり、タンクをカンカンと叩いて音を出したりできます。
以下に紹介する商品はベル付きなので、タンクを叩かずとも音が出せて一石二鳥となります。
スレート
これもあってもなくても良いですが、いざというときにあると便利です。
ただ個人的に初心者のうちはBCDにあれもこれもと沢山のものをぶら下げるのはおすすめしないので、スレートについては、若干ダイビングに慣れてきてから改めて購入を検討したほうが良いでしょう。
ボートコート
ダイビング後は体が濡れていることもあり、船が走り出して風が当たると、時期によってはとても寒いです。ボートコートを着ていると雨風を防いでくれるため、体感温度が段違いとなります。
ウェイトベルト
基本どこでもレンタルできるので必要ないですが、レンタルのウェイトベルトは必要以上に長く、余った部分が邪魔になります。
自分のウエストに合わせてカットしたマイウェイトベルトを持っておくことで、少し快適になります。(もちろんウェイト自体はレンタルします)
初心者ダイバーが初めて買うのにオススメな水中カメラ
一眼レフカメラやミラーレス一眼をハウジングに入れていきなり水中に持っていこうと考える変態初心者ダイバーを除き、ダイビング始めたてのダイバーが水中カメラを選ぶ際は基本的に下記3択になるかと思います。(他にも選択肢はありますが、多すぎても悩むだけなので3つに絞りました)
動画派ならこれ!GoPro HERO8 Black
私が映像制作を趣味にしていることもありますが、とりあえずGoProを推します。笑
現在のGoPro最新機種HERO8はめちゃめちゃ性能がよくなっているので、今まで動画を撮ってこなかったような写真派ダイバーにも是非おすすめしたいです。
水中で広角の動画を撮ってみたいという初心者~中級者ダイバーには、現状ほぼGoPro1択です。写真も撮れます。小さくて軽いので荷物がかさばらないというメリットもあります。
ちなみに楽天だとポイントアップされているため、下記楽天ショップで購入するとポイントががっつり付与されます。
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ダイビングの場合はシュノーケル等とは違って、深いところに行ったりするため以下のような防水ハウジングに入れて使用します。簡単な青被り対策には赤フィルターも有効です。
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このようなセルカ棒に付けると撮影しやすく、手ブレも抑えられます。
ライトもあれば、より良いでしょう。深場での撮影、洞窟、ナイトダイビングなどで使えます。
写真派ならこれ!オリンパス Tough TG-6
写真を撮るならとりあえずこれ買っとけ的な水中カメラ、TG6です。今まではTG4とTG5を使っているダイバーが多かったですが、TG6は2019年7月26日に発売予定の最新機種です。
本格的な撮影を行いたい場合は一眼レフカメラやミラーレス一眼カメラといった選択肢になりますが、ボディ・レンズ・ハウジング・ポート・etc.と全て揃えていると大変な金額になります。
TGシリーズでもかなり綺麗な写真が撮れるため、最初はこれで十分でしょう。ちなみに私自身はダイビングを始めた当初から動画しか撮らなかったため、GoProからミラーレスという感じにアップグレードしたことからTGシリーズは使ったことがほぼありませんが、周りの写真派ダイバーはほとんどTGシリーズから始めている印象です。
TG6にはスーパーマクロモードや顕微鏡モードと呼ばれるモードがあり、被写体にめちゃめちゃ近づくことができるというメリットもあります。水中ホワイトバランス機能も優秀です。
ちなみにTG6は動画も一応撮れます。
本体にも防水機能は備わっていますが、ダイビングでは深いところにも潜るため「ハウジング」と呼ばれる防水プロテクターに入れて使います。
とにかく安いのが良い!格安カメラならNikon COOLPIX W300
COOLPIX AW130の後継機となるW300。3万円未満で買える激安水中カメラです。
ハウジングなしで水深30mまで対応している防水仕様のため、本体を購入してSDカードを用意したら、本当にそれだけで撮影が可能になっちゃいます。
動画優先ならGoPro、写真優先ならTG6、金額優先ならW300、というイメージですね。
やっぱり画質や表現の幅はそれなりという感じなので、W300は「作品を撮る」というよりは「記録を残す」といった用途になるかなと思います。
ログ付けの際に「あの魚なんだったかな~」となることがあったりするかと思いますが、そういうときに水中で写真を残しておくと後からガイドさんに聞いたりできます。そういう用途でしたらW300で十分です。
番外編 – その他なにか役立ちそうなもの一覧
その他、あると何か役に立つかもしれないものをまとめてみました。
ダイビングで持ってると良いかもしれないもの
- ヘアバンド・カチューシャ。マスクに髪が挟まれないようにするため。私は坊主なので必要ありません…笑
- 生き物図鑑。大体のダイビングショップでは生き物図鑑が置いてあったりしますが、水中生物が好きな方は自分自身で持っておくのも良いでしょう。アプリもあるようです。
- レジ袋やジップロック。基本的にドライバッグに荷物を入れるわけですが、ある程度の防水性を持った小分けできる袋があると、なにかと便利です。
- 日焼け止め、帽子、サングラス。必要に応じて。
- モバイルバッテリー。必要に応じて。
人魚の水中動画を撮影しました
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