アシスタント・インストラクター(AI)
「PADI アシスタント・インストラクター」とは、インストラクター開発コース(IDC)というPADIの教育システムにおいて、最初のステップとなるコースです。
IDCとは
アシスタント・インストラクター(AI)とオープン・ウォーター・スクーバ・インストラクター(OWSI)の2部構成に分かれたインストラクター開発コースのこと
コース参加条件として、ダイブマスター(DM)取得後ログブックに60本以上(ナイト、ディープ、ナビゲーション含む)のログが記載されている事、認定ダイバーとなってから6ヶ月が経過している事、18歳以上である事などがあげられます。
認定までにかかる日数は少なくとも4日以上は必要となります。
どんな人が取得するの?
AIコース、OWSIコースという2部構成のインストラクター開発コースですが、両方一緒に取得しOWSIになるというのが一般的です。
しかし、一気に両方取得するには日数が足りない、段階を経てじっくり学びたい、IE(インストラクター試験)のあるOWSIまでは必要無いが、ダイブマスターよりもう1段階ステップアップしたいという方が取得するコースです。
AIコースはPADIの試験官による試験が無いので、比較的気軽に取れる教育ステップの第一歩と言えるでしょう。
年齢 | 18歳以上 |
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経験 | ログブックに最低60回のダイブ記録 ※ナイトダイビング、ディープダイビング、アンダーウォーターナビゲーションダイビングを含む |
Cカード | PADI OW~REDおよびDMの取得者、または他団体でリーダーシップレベルであることが認定されている者 |
他条件 | ・認定ダイバーになってから6ヶ月以上が経過していること ・体調に問題がないことを証明する医師の署名入り病歴診断書(12ヶ月以内) ・CPRとファーストエイドのトレーニングを受けていること(24ヶ月以内) |
必要日数 | 最短4日 |
アシスタントインストラクター(AI)を取得すると出来るようになること
ダイブマスターが出来る事に加え、インストラクターの元でPADIダイバーコースの知識開発部分、オープン・ウォーター・ダイバー(OW)コースの水面スキルなどが出来るようになります。
また、単独でプロジェクトAWAREスペシャリティーの認定や、体験ダイビングのプールまたは限定水域ダイブを実施する事も出来ます。
そして、それぞれのインストラクター・コースを取得すれば、デジタル・アンダーウォーター・フォトグラファー、エマージェンシー・オキシジェン・プロバイダーのコースを実施する事が出来ます。
アシスタントインストラクター(AI)を取得しても出来ないこと
上記を見ても分かるとおり、アシスタント・インストラクターを取得しても教えられるPADIコースは限られていますし、「インストラクターの元で」という条件など、制約も多いのです。
オープンウォーター・ダイバー・コースなど、コースを教えたいと考える場合は、OWSIコースを取得しIEを受け、OWSIインストラクターになる事をお勧めします。
PADI公式:インストラクター開発コース(IDC)
人魚の水中動画を撮影しました
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