フィリピン個人手配の旅②ボホール島とバリカサグダイブ編
さて、フィリピン旅行前編をレポートした1本目の記事の続きから、今度は旅の後半をお伝えします。
ボホール島に到着!
セブから高速艇で約2時間、ようやくボホール上陸!
大きな船のため揺れも少なく快適で、ほぼ眠っている間に到着しました。到着口には現地ツアーの呼び込みも多いです。ここで待ち合わせをして、ダイビングショップのピックアップをしてもらいます。
到着日にもし当日ダイビングの予定などがなければ、ここでツアーの呼び込みを受けるのもひとつの選択肢です。
ボホールでメインの観光といえば、チョコレートヒルズへの観光と世界最小のメガネザル、ターシャを見ることのできるプラン等が有名ですが、港での呼び込みの多くは交通費ほどの金額で主要なプランを案内してもらえるくらいの価格設定のものが多かったです。
ボホール街中にも特にこれといった観光スポットもありませんので、とくに予定のない到着日はここでキャッチにつかまってみるのもアリかもしれません。
Bohol Tropics Resortに滞在
今回ボホールでお世話になったダイビングショップはGoodDiveShop(https://www.boholgood.com)さん。
いくつかのショップを検討した中で、お問い合わせに対してダントツのメール返信の早さ!だった事をきっかけに決めました。
日本人スタッフ常駐で、とても安心感があります。ショップが併設されているホテルということで、ボホールではBohol Tropics Resort(https://www.boholtropics.ph)に宿泊することにしました。
ボホールでは一番大きな宿泊施設らしく、プールやレストラン等もありますが、リゾートホテルと言うには程遠いかなという感じです…。ただ、ダイビング宿としては申し分ないです。
今回はバリカサグの予約優先で旅程を少し変更した関係で、ボホール滞在の初日のみ宿泊予約の調整がつかずBelian Hotel(https://www.belianhotel.com)に滞在しました。
価格感やホテルレベルは同じくらいですが、こちらは港や小さなショッピングモールへやや近いです。
いざダイビング!
訪れた10月後半はフィリピンでは雨季ということで、お天気の心配がありましたが、台風さえ来ていなければスコールが降ったと思えば晴れたりという感じで、1日中ずっと雨が降るということはありませんでした。
念願のバリカサグ島には、ショップから船で1時間程度。船酔いにはかなり弱い方でしたが、最強の酔い止めに出会ってからは船酔いを完全に克服できた気がします。(アネロンニスキャップが個人的にオススメ)
船酔いしづらいバンカーボード!
フィリピンの海に浮かぶ船の多くは、両脇に羽がついている…!これは一体!?と思い聞いてみると、フィリピンの誇る安定性の高い「バンカーボート」というものだそうで、水面からの喫水も低い分だけ、船酔いしにくい特徴を持つボートとのこと。
元々は東南アジアの漁師船として誕生し、改良が重ねられ観光船などにも利用するようになったそう。ふむふむ…。
その通りに揺れが少なく、今回のダイビングではまったく船酔いの心配をすることがなかったです。魔法のハネに感謝!
バリカサグへ到着!ギンガメアジの群れ、そしてウミガメたち
やっとバリカサグ島付近へ到着!シュノーケルやダイビングをする船がちらほらいます。島の大きさは、徒歩30分で一周できてしまうくらいの大きさ。島にはホテルもあり、バリカサグ島への滞在もできるようです。
海の中はカラフルで豊か。こればかりは運ですが、この日はギンガメアジの群れに遭遇!
気づくと、かなり大きい群れに巻かれていました。キラキラと輝くアジの群れ…海の中でしかできない、なんとも言えない経験です。
さらに、海の中を進んでいると、向こうから優雅にウミガメが泳いできます。この辺りの海底にはウミガメの餌となる藻が生えているそうで、私たちが潜る横で彼らは食事をしていました。この後も数匹に会うことができ、ウミガメ達と少しの時間をともにすることができました。
船に戻り、暖かいお茶をいただき一息。海から上がったあとに飲むお茶は、この世で一番美味しいのではないかと思うのです。
GoodDiveShopさんでは、私たちが潜っている間に、現地のスタッフさんが船の上でランチを作ってくれます。
海の上であたたかい手作りのご飯が食べられる幸せ…サラマットゥー!(現地の言葉でありがとう)差し入れでフィリピン産の美味しいバナナやマンゴーもいただきました。これも言うまでもなく最高です!
別日はパングラオでのダイビング
ボホールでのダイビングスポットでも、ショップから比較的近いパングラオというスポットで他の数日潜りました。
ダイビングショップから近くアクセスしやすいスポットですが、パングラオも海の中は豊かでカラフルで、珊瑚がとても美しかったです。めずらしい生き物たちも多く生息していて、マクロ派ダイバーにもたまらないスポットです。
ダイビング後の楽しみのひとつ、ゲストのみなさんとディナー
早朝からのダイビングを終えて陸に上がり、それぞれの時間を満喫した後は、夜にまた集合してみなさんと夕食を楽しむ毎日でした。
ダイビング旅行は1人で行くことが多いので、こういった機会がとても楽しいです。ショップのスタッフさん選りすぐりのレストランを毎日いくつか巡りました。
ダイビングという趣味は、国や年齢を越えて共有することのできる、一生楽しむことのできる趣味なんだなと改めて思います。ダイビングを通じて色々な出会いがあり、ご縁があり、またダイビングきっかけでたくさんの場所へ訪れるきっかけにもなります。
ボホール島に訪れてみて
1週間フィリピンのセブ、マクタン、ボホールと各所に滞在してみて、中でもダイビングを満喫したボホール島はかなり長閑で、ゆったりとした癒やしの島でした。
今回の旅では素敵なショップさん、他のゲストさんとの出会いがなによりも嬉しい旅になりました。GoodDiveShopさんには、ダイビング以外の旅の困りごとや色々なケアもしてくださって、Special thanksです!振り返りながら、ボホール滞在日程を終え帰りのフェリーに乗り込みます。
(最後に、海の中の素敵なお写真と動画を記事にお貸しくださったT嶋さん、カメとドローンのお写真をくださったH山さんにも感謝です。またどこかの海でお会いしましょう!)
これからも度々と訪れたい島、ボホール島。また潜りたい海、バリカサグ。またいつの日か!
人魚の水中動画を撮影しました
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