サメに襲われたりしないの?鮫に食べられる事故の発生事例と対策

サメの水中写真画像

に食べられることってないの?」ダイビングが趣味だと話すと必ず聞かれるこの質問。

ノンダイバーの方はもちろん、ダイバーの方も「正直、どうなんだろう?」と気になるところなのではないでしょうか。

サメ事故例、危険な種類、ヒトを襲う理由など、みなさんの疑問にまるっとお答えしたいと思います。

日本でレジャーダイバーがサメに襲われて死亡した例はない

映画「JAWS」の影響で、「ダイビングをする=サメに襲われて死ぬ」と思われている方が少なくありません。

しかし、それは事実ではありません!

日本でレジャーダイバーがサメに襲われて亡くなった事例はありません!

下記のグラフをご覧ください。厚生労働省が発表している人口動態統計をもとに筆者が作成したものです。

1995年 1人
1996年 1人
1997年 1人
1998年 0人
1999年 0人
2000年 1人
2001年 0人
2002年 0人
2003年 0人
2004年 0人
2005年 0人
2006年 0人
2007年 0人
2008年 0人
2009年 0人
2010年 0人
2011年 0人
2012年 0人
2013年 0人
2014年 0人

サメの被害者数の統計を取り始めた1995年から2014年まででサメに襲われて亡くなったのは4人だけ。

各事故の詳細は以下の表のようになっています。

被害者 場所 詳細
1995年 漁師 愛知県 水深25mでミル貝漁をしていた男性がホホジロザメに襲われて死亡
1996年 研究者 沖縄県 沖合1.5km付近でサンゴの生育調査をしていた男性がオオメジロザメ(関係者談)に襲われて死亡
1997年 漁師 沖縄県 タコ漁をしていた漁師の男性がサメに襲われて死亡
2000年 サーファー 沖縄県 サーフィンをしていた男性がイタチザメに襲われて死亡

被害を受けた方は、商業目的でダイビングをしていた方かサーファーです。レジャーダイバーは1人もいません。

なぜサメは人を襲うのか?

生物の基本的な目的は子孫を残すことです。そのために食事をし、自分の体を維持する必要があります。ですが、食事をすることはリスクになります。

餌を食べているときは無防備になりますし、餌に逃げられれば自分の体力を無駄に消耗するだけです。なので、なるべく楽に食事を済ませたいという本能があります。

つまり、自分よりも小さいものを襲うことが圧倒的に多いのです。

ダイバーは、フィンまでいれると2m近くになります。体長2mを超す海の生物は数えるほどしかいません。

そのうえ、ダイバーは自然界にない装備をたくさんつけて、シュコーシュコーと音を立てながら泡を吐き出し続ける不気味な存在なのです。

なので、通常、彼らはダイバーを警戒し、近寄ってきません。

上記の事故は、漁で獲れた魚や貝を狙っていた、もしくは、サーフボードから手足が出ている姿が弱っているカメやアシカに見えたと考えられます。

もしも近寄ってきたらどうすればいい?

「そう言われても、サメに襲われる可能性は0じゃないじゃないか!!」

とお思いの方もいらっしゃるでしょう。

もし、ダイビング中にサメに遭遇してしまったらどうすればよいのか。

サメに遭遇しないための予防策と、サメに襲われたときの対抗策をご紹介します。

予防策

1. 出血をしているときにダイビングをしない
サメの嗅覚はとても鋭く、100万倍に薄めた血の匂いも嗅ぎ分けることができると言われています。競泳用のプールに弁当用の醤油差しわずか1適分を入れた程度の量です。

血の匂いを嗅ぎつけたサメがはるか遠くから襲ってくる可能性があります。

2. 海面でバタバタしない
弱った生きものがいると思われてしまう可能性があります。

対抗策

1. 鼻をパンチする
サメは鼻の頭にロレンチーニ器官という特殊な細胞を持っています。この器官で生きものの発する微弱な電流を捉え、獲物の詳細な位置を把握しています。

とても敏感な器官のため、強い刺激を与えられると混乱してしまいます

その隙に逃げるのです。

先日、サーフィンの世界大会でサメが出没しましたが、サーファーが鼻をパンチして助かったというニュースがありました。

2. 眼やエラをひっかく
敏感な部分を攻撃しましょう。防御に回ってはいけません。

自分は強いんだ、お前には食べられないぞ、とアピールすることが大事です。

とは言え、海の中でサメを麻痺させられるほど強いパンチが繰り出せるとは思えません(笑)

しっかりと予防策をとりましょう。

ダイバーにとってサメは憧れの生きものです。サメを恐れるどころか、彼らに会うためにダイビングをしに行くダイバーも多いです。

セブ島のジンベエザメ、ガラパゴス諸島のハンマーヘッドシャーク、マラパスクア島のニタリなど有名なスポットが多くあります。

あなたも自然の驚異を肌で感じてみませんか?

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