ダイブマスター(DM)
「PADI ダイブマスター(DM)」とは、オープン・ウォーター・ダイバー(OW)、アドバンスド・オープン・ウォーター・ダイバー(AOW)、レスキュー・ダイバー(RED)を取得した後、プロとして活躍する事が出来る最初のステップとなるコースです。
ダイブマスターコースの参加条件は上記OW,AOW,REDに加えて、24ヶ月以内にエマージェンシー・ファースト・レスポンス(EFR)もしくはそれに順ずるトレーニングを受けている事、ログブックに最低40回のダイビングが完了している事(認定時には60本必要となります)、健康である事を証明する医師のサイン入りの病歴診断書があり、また18歳以上である事などが上げられます。
講習にかかる日数は、候補生によって異なりますが、プロとして活動を考えるのであれば、最低でも1ヶ月以上というのが一般的です。
どんな人が取得するの?
ダイビングインストラクターやダイブガイドなど、ダイビング業界で働くことを目指している人はもちろんですが、趣味の延長、自身のスキルアップの為に取得するという人も多くいます。
プロして働く事が出来るコースなので、認定に必要なタスクをこなす事で、ダイビングの知識、スキル共に格段に上がります。
年齢 | 18歳以上 |
---|---|
経験 | ログブックに最低40回のダイブ記録 |
Cカード | PADI AOWおよびRED、またはそれらと同等の他団体Cカード取得者 |
他条件 | ・体調に問題がないことを証明する医師の署名入り病歴診断書(12ヶ月以内) ・EFRまたはそれと同等のプログラム修了者(24ヶ月以内) ※EFR同等の修了者を参考 |
必要日数 | 1ヶ月~3ヶ月程度 ※都市型ショップに通いながら、1年以上かけて取得する人もいます |
ダイブマスター(DM)を取得すると出来るようになること
オープンウォーターダイバー以上の認定ダイバーのダイビングガイドや、リフレッシュコース(スクーバリビュー・プログラム)を単独で実施する事が出来るようになり、インストラクターの認定アシスタントとしてコースに参加する事、そして、スキン・ダイバー・コースも実施できます。
また、ディスカバー・スクーバ・ダイビング・リーダーの資格がある場合は、単独でプールまたは限定水域でディスカバー・スクーバ・ダイビング(体験ダイビング)を実施できます。
ディスカバー・スクーバ・ダイビング・リーダー
ディスカバー・スクーバ・ダイビング・リーダーとは、DM取得後に体験ダイビングのアシスタント講習トレーニングを4回以上行うことで取得することができます。
ダイブマスター(DM)を取得しても出来ないこと
ダイブマスターに出来る仕事はダイビングガイドなど、上記に記載してきたことが主なもので、オープンウォーターなどのコースを実施する為には、ダイビング・インストラクターの資格を取る必要があります。
また、ディスカバー・スクーバ・ダイビングの追加のオープンウォーターダイブの一本目は、ダイブマスターが実施する事は出来ません。
PADI公式:PADIダイブマスター・コース
人魚の水中動画を撮影しました
コメントを書き込む
※メールアドレスとURLは任意入力です。メールアドレスは公開されませんが、URLはリンクが貼られます。なお、名前(ニックネーム可)とコメントは必須入力です。スパム対策のため、コメントは管理者の承認作業後に表示されます。