石垣島は川平マンタスクランブル/シティポイントだけ?西表-小浜間のヨナラ水道
2週間の八重山巡りの最初は、石垣島でのダイビングから始まりました。
本記事では、今回の旅のメインの目的でもあるマンタに会った際の内容について書きたいと思います。
※本記事内の写真は全てGoPro動画の一部を切り取ったものなので画質があまり良くないですがご了承ください。
石垣島へダイビングに来た目的はもちろんマンタ
私が今回石垣島へ来たのは、ベタですがマンタに会うためです。※マンタ = ナンヨウマンタ or オニイトマキエイ。国内で見られるマンタは基本的にナンヨウマンタのようです。
ダイビングは3日間で9本を予定していましたが、万が一会えなかった場合には会えるまで潜り続ける予定でした。が、初日でミッションクリアしてしまいました…さすが石垣。笑
石垣のマンタポイントと言えば、川平エリアにあるマンタスクランブルが最も有名かと思いますが、その近くにあるマンタシティなどもよく耳にします。
しかし石垣島周辺では、そのほかにもマンタを見られるポイントがあります。
今回、私がマンタに会えたのは西表島と小浜島のあいだを流れるヨナラ水道(ポイント名:ヨナラレイリバー)。ここもマンタに会える場所として有名なポイントのようです。
1本目は浜島東、その後は西表と小浜島の間のヨナラレイリバー
この日、1本目は浜島(潮が引いているときだけ姿を見せる三日月形の無人島)のすぐ東側のポイントで潜りました。ここは比較的浅く、慣らしの1本目などによく使われるような様子でした。
わりと透視度が高く、綺麗な海でした。
コブシメやデバスズメダイ、フタスジリュウキュウスズメダイなどなど。私は見ていませんがイシガキカエルウオもいたようです。
そして2本目、1週間近く滞在しているご夫婦がまだ1度もマンタに会えておらず、そのご夫婦や私も含め「マンタに会いたい」というダイバーさんが複数いたことから、オーナーの判断でヨナラ水道のヨナラレイリバーというポイントへ行くことになりました。
ポイントに到着してアンカーをあれこれしていたイントラさんがマンタを目撃!さっとブリーフィングをして、すぐに皆潜りました。
がしかし…
既にマンタはいなくなっており、マンタの赤ちゃん(インストラクターさん談)しかいませんでした。笑
ちなみに、イントラさんが冗談交じりに「マンタの赤ちゃんはいましたね!w」と言っていたら1人の方が信じてしまっていました。実際にいたのはマダラエイなどです。笑
3本目が最後ということで、最終日のご夫婦がいることもあり、オーナーは川平石崎のマンタスクランブルへ行くかもう1本ここで潜るかという選択に迫られました。
1本目と2本目の水中GoPro動画
ついにマンタ!ヨナラ水道にマンタが1枚…2枚…3枚…
ダイビングショップさん側の立場としては「どうしてもマンタを見せてあげなければならない」ということで、昼ごはんを食べた後にイントラさん3人態勢でシュノーケリングによるマンタサーチを開始。
すると数分で、「マンタいた!」「こっちにもいる!」「2枚いる2枚いる~!」とサーチに入ったイントラさん全員が目撃。詳しくわかりませんが3枚はいたっぽいようです。
イントラさんは船上にあがり、みんな昼ごはんを食べたばかりでしたが爆速で準備してすぐ海へ。どんどんエントリーしていきました。
すると…
マンター!
見慣れている方からすると大したことではないかもしれませんが、今回が初マンタの方も結構いらっしゃって(私もそうですが)、皆さん興奮気味にバシバシ写真や動画を撮っていました。
広角のGoProで撮影していたにも関わらずはみ出るこの距離感。
でももう少し左に向けていればほぼピッタリ全体が映っていましたね〜。
わりと深い場所なので、潜っていた時間は少し短かったです。
船上に上がった後、オーナーはご夫婦について「1週間もいて1回もマンタに会えないなんて、今日見せてあげられなかったらどうしようかと思った。胃がキリキリしたよ」と言っていました。笑
なぜマンタスクランブルなど川平のポイントではなくヨナラ水道?
川平石崎のマンタスクランブルへ行けば、時期にもよりますが非常に高い確率でマンタに会えるようです。
しかしなぜこの日マンタスクランブルへ行かなかったのか、夜ご飯のときにオーナーが語っていました。
マンタスクランブルに行けば確かにマンタに会えるかもしれない。だけど、ダイバーだらけの海に潜ってずっと岩に捕まって上を見上げて、それじゃ楽しくないでしょ?
今回のポイントは真っ白な砂地が広がってて、写真を撮っても絵になる。良い環境でマンタを見せてあげたかった。
2ヶ月前の話なので少し違うこと書いているかもしれませんが、こういうことを仰っていました。
それにマンタと自分たちの物理的距離が近いということもあり、非常に迫力がありました。(事前に注意されていたにも関わらず、1人の方のエアーがマンタにHITしていましたが…)
マンタに会うことだけが目的の場合はやはり川平エリアが良いかもしれませんが、写真として味のある作品を撮影しようと思った場合、ヨナラ水道も良いかもしれませんね。
ちなみに、ヨナラ水道でも10枚以上のマンタが連なっているところを目撃されたことがあるようです。
補足 – エイの仲間だけど毒針はない
ノンダイバーの友人にマンタの動画を見せると、「エイって毒があるんじゃないの?」と聞かれました。
サイズ自体が大きいこともあり、怖い印象を持っている人もいるようですね。しかし、マンタに毒針はないのです。
オニイトマキエイ(鬼糸巻鱏、鬼糸巻鱝)Manta birostris(英名:Manta ray、マンタ・レイ)は、トビエイ目トビエイ科Myliobatidaeに属する世界最大のエイ。マンタと呼ばれることが多い。大きいものでは体の横幅8m、体重3tに達する。熱帯の海のごく表層を遊泳し、泳ぎながらプランクトンを食べる。ダイビングのほか、いくつかの水族館でも見ることができる。毒針は無い。
石垣ダイビングのマンタ水中動画
私は動画メインで撮影しているので、最後にマンタの動画を置いておきます。
カメラはGoProで、編集時にAdobeのPremiere Proにてホワイトバランス等を少し調整しています。
人魚の水中動画を撮影しました
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