北海道でトドダイブ!極寒1月の積丹・石狩湾で野生のトドに会ってきた

北海道・積丹半島のトドの水中写真画像

2017年1月、極寒の北海道でダイビングをしてきました。目的はトドに会うため。

寒いのが大嫌いなことから「冬にどうしても潜りたくなれば海外に行けばいい」という理屈で頑なにドライスーツを買って来なかった私ですが、いきなり水温4度~6度という世界に飛び込んできました。

水温20度未満の海を経験したことがないリゾートダイバーの運命やいかに…?!

AIR DO(エアドゥ)の直行便で岡山から新千歳空港へ

私は岡山県内に住んでいますが、岡山空港から北海道・新千歳空港へは、AIR DO(エアドゥ)により直行便が運行されています。

エアドゥはLCCではないみたいですが、航空券はかなり安く、行きは3週間前の申込みで16,600円、帰りは3日前の申込みで12,500円でした。わりと直前の申込みで片道ずつの購入にも関わらず往復で約29,000円、安い…。

もう少し早く申し込めば往復2万未満で行ける日もありますし、平均的に東京や沖縄へ行くよりも安いです。岡山のような地方空港は羽田や関空のような主要空港と比べて航空券が非常に高いケースが多いので、嬉しい誤算でした。

また出発時刻の15分前に保安検査場に行けば良い(事前に予約と座席指定が済んでいる場合)というのも拘束時間が短く良かったです。

AIR DO(エアドゥ)の空港でのチェックイン方法

画像出典:スキップサービス/AIR DO

新千歳までのフライト時間は1時間50分ほど。新千歳空港内には「北海道ラーメン道場」というエリアがあるのですが、そこには10店舗ほどのラーメン店が密集しています。

行きと帰りで「らーめん鷹の爪」と「えびそば一幻」に行きましたが、いずれも美味しかったです。後者のほうが人気みたいで、行列が凄いです。

「らーめん鷹の爪」のラーメン写真画像

「えびそば一幻」のラーメン写真画像

雪がハンパない

今まで西日本だけで生きてきたため今回が東日本初上陸の私ですが、住んでいる地域が西日本のなかでも瀬戸内海の温暖な地域であり、ほとんど雪とは無縁の世界で生きてきました。

北海道に到着すると、とりあえず雪でテンションあがります。数日後には嫌になりましたが。笑

札幌に積もっていた大量の雪

新千歳空港から電車で小樽へ、そこからバスでおたる水族館

私は今回、積丹町のショップさんのお世話になりましたが、ショップから最寄りの余市駅までは直線距離で30kmほどあります。

また、基本的に道外から積丹へ行く方は新千歳から小樽まで電車で行き、小樽からバス(神威岬行き/積丹余別行きなど)で行くケースが一般的なようです。

私は小樽まで電車で行き、そこからはショップへ向かうスタッフさん(当サイトにて北海道関連の記事を書いていただいている道産子インストラクターさん)に車で拾っていただきました。

合流まで時間があったので「おたる水族館」にてイルカやペンギン、カワウソなどを見て時間を潰しました。

おたる水族館のカワウソの写真

パンフレットのアザラシに惹かれて行ったのにアザラシを見忘れる大失態。

ちなみにバス停からおたる水族館までは坂道になっているので、大きなスーツケースを持っていくと悲しい気持ちになります。(経験談)

車で積丹町へ

おたる水族館で1~2時間くらい過ごしたあとは、既に結構体力を消耗していましたしスーツケースをズルズル引きずりながら雪道を下るのも嫌だったので、バスではなくタクシーで小樽駅まで戻りました。

そこで18時ころに拾っていただき、いざ積丹へ。途中で沢山温泉がありましたが、ショップにお風呂がないということで温泉に寄って行きました。

新千歳~小樽までが電車で1時間半または2時間くらい、そこからさらに積丹のショップまでは車で約2時間ほどです。

ダイビングショップに到着、ご飯が美味しい

今回お世話になったダイビングショップさんは宿泊も受け付けており、朝~夜ご飯まで食事に困ることはありません。そして美味しい

食べられる前の蟹が鍋に入っている写真

すき焼きの写真画像

ほぼ写真を撮り忘れていたのでショップでの食事はこの2枚しかないのですが、朝・昼・夜と滞在5日間にいただいた食事すべてが最高に美味しかったです。

いざトドダイビング!3日間で6ダイブ

北海道には計11日間滞在しましたが、そのうち5日間を積丹で過ごし、初日と最終日を除いた丸3日間はトドダイブにあてました。

BCD/レギュレーター/マスク/シュノーケル/フィンは自分の器材を使い、ドライスーツ/フード/グローブをレンタルしました。

ドキドキしながら1本目のポイント「浜婦美B」にエントリー…。

思ったより寒くない!

これは予想外の展開でしたが、いつもと全く異なる環境に少し緊張気味ではありました。

1本目は残念ながらトドには会えず、ゴッコの卵やガヤなどを見て終わり。慣らしには丁度良かったかもしれません。

2本目でトド対面

1本目が終わって休憩後に2本目。ポイントは「マッカ岬」というところでした。

潜っていると、ガイドさんが突然指を指したので見てみると…

積丹で会ったトドの水中写真

GoPro動画のキャプチャ

トドーーー!

ちょうど動画をまわしていないときだったので、録画ボタンを押したときには遠くへ行ってしまい、うっすらとしか映っていません。

でもトドに会えるまで帰れまテンのつもりで来ていたので、とりあえず初日でミッションはクリアして一安心です。

最終日にすさまじい光景を目の当たりに

2日目にもトドに会うことができ、連日見れてよかったよかったという感じではありましたが、やはり遠くを一瞬で泳ぎ去っていくという感じでした。

もっと近くで、
もっとゆっくり、
もっと群れ群れしてるところ、

を見れたらいいなぁ…と思っていた最終日。すさまじい光景を目の当たりにすることができました。

トドドドドドドドドドド!!

す、すごい…迫力ある、そしてかわいい。水族館などで見る陸上のトドのイメージとは打って変わって、水中のトドはとてもしなやかに泳ぎます。

70頭くらいはいたと思いますが、トドの大群と泳ぐことができました。

人間のマネをしたり、ときにはフィンを噛んだり、カメラに興味を示して覗き込んでくることもあります。

以下は、サムネイルにも設定していますが、先ほどの動画のキャプチャです。

石狩湾にいたトドの群れ画像

か、かわいい…

北海道ダイビングやトドに関しての話を聞いて思ったこと

現地へ行くまでは、冬の北海道でダイビングなんて寒がりの私にとってはとても耐えられるものではないのではないかと思っていましたが、水中に入ってしまうと思いのほか寒くなかったです。※水没したらめちゃめちゃ寒いです

なので、私が最も心配していた”寒さ”については、意外と大丈夫なんだな~という印象でした。流氷ダイビングと比べるとまだ全然温かいほうですしね。

むしろキツかったのは、エントリー前の準備、およびエキジット時です。

インナーをかなり着込んでいるのと、レンタルしたのが5mmのプロスーツということもあって動きにくく、まず器材のセッティングやタンクを背負うまでの一連の作業がとても辛かったです。

ウエイトも16~18kgくらいつけていたので、ウェット専門の私からするといつもの8~9倍です。(ひーん)

グローブは水の入ってこないタイプで装着しづらく、親指以外の4本部分は一体化していた(オーブン用のミトンみたいな)のですが、片手が奥までちゃんと指を入れることができず先っぽがブカブカしてしまい細かい作業時にストレスを感じました。

エントリーするまでに、手をつりそうになりながら一生懸命準備しているときは(なんだこの修業は…)という感じでしたが、そのぶんトドに会えたときの喜びもひとしおです。

ちなみに冬の北海道、しかも日本海側にあたる積丹エリアは、海が時化て船を出せないことも多いみたいです。3日連続で潜れたこと自体運が良かったです。

そのなかでも特に私が滞在していた3日間は「ベタ凪」なほうだったそうです。リゾートダイバーにとっては「荒れてるなぁ…」という感じでしたが。笑

今まで大物系や印象に残っている生物だと、ジンベエザメ・マンタ・クロマグロ・バラクーダの群れ・ギンガメアジの群れ・ウミガメなどに会ってきましたが、どの生物と比較してもトドは格別なものでした。

漁業問題とトドの害獣扱いについて

現地では、北海道での漁業問題や、トドが害獣扱いされており駆除が認められていることなど、様々なお話を伺いました。

トドは生息数の激減により世界的に見れば保護活動が叫ばれており、アメリカやロシアなどでは絶滅危惧種に指定されているということです。

また日本でも環境省により絶滅危惧種に指定されていた時期がありましたが、現在は準絶滅危惧種にランクが下げられているとのこと。

日本におけるトドの駆除活動についてはアメリカやロシアから非難されているようですが(出典:Wikipedia)、同時にトドによる漁業被害も深刻で、北海道においてもトド保護派とトド駆除派(主に漁業関係者)との間には確執があるように見受けられました。

しかし徐々に状況は変わってきているようで、漁業関係者のなかにトド保護への関心を持つ方が現れる(トド討ちをしていた方がトド討ちをやめる)など、今後さらに変わっていく可能性がありそうです。

今回お世話になったダイビングショップの社長は、そういったトド保護活動に尽力されておりました。

海外に行けばメキシコやオーストラリアなどアシカに会える場所が複数あるものの、日本国内でアシカ科に会えるのはおそらく北海道だけ。ダイビング始めたての初心者の方にはオススメしづらいところもありますが、中級者以上の方には是非行ってみてもらいたいダイビングスポットのうちの1つです。

初めての北海道で気をつけたいこと

レンタカーはやめておいたほうが良い

私は国内だといつも旅先でレンタカーを借りるのですが、冬の北海道で車の運転は可能なのだろうか…と疑問に思い、ダメ元で現地の方に聞いてみました。

するとやっぱり、夏はともかくこの時期の北海道は運転に慣れている道産子ドライバーでもスピンしてしまうことがあるため、「レンタカーはおすすめしません」とのことでした…頑張って公共交通機関で行く、または送迎対応を行っているショップさんの場合は送迎をお願いしましょう。

靴は溝の深いタイプを選ぶ

北海道の雪道や凍結した道路は本当によく滑ります。ガッツリこけたのは1回だけですが、ちょっとしたコケは数回経験しましたし、滑ったりヒヤリとした回数は数え切れません。私は現地で靴が壊れてしまったので、現地の靴屋さんにてティンバーランドのブーツを購入しましたが、それからはほぼ滑っていませんので、やっぱり靴は重要です。

そのほか札幌の写真や夜景タイムラプス動画など

下の写真は岡山から新千歳へ向かう際に上空から撮影した北海道です。めちゃめちゃ雪が積もってますね。

札幌上空で撮影した雲の写真

嘘です。雲です。

そして以下は「函館うに むらかみ 日本生命札幌ビル店」で食べたうにいくら丼と「松尾ジンギスカン 札幌駅前店」で食べたジンギスカン。両方とても美味しかったです。

「函館うに むらかみ 日本生命札幌ビル店」のうにいくら丼

「松尾ジンギスカン 札幌駅前店」のジンギスカン

以下は札幌駅周辺で撮影した夜景や昼間の北海道庁旧本庁舎などの写真です。旅先での写真は会社のギャラリーページにまとめているので、そこから引っ張ってきています。

札幌駅の写真画像

札幌・JRタワーからの夜景写真

赤れんがテラス前から撮影した旧北海道本庁舎の写真画像

赤れんがテラス前の交差点で撮影した夜景写真

株式会社ニューステラの名刺の写真画像

北海道庁旧本庁舎と雪の写真

北海道新聞社前の交差点で長時間露出写真

札幌時計台の夜の写真

さっぽろテレビ塔の夜の夜景写真

札幌駅南口の昼間の写真

以下は夜景を中心としたタイムラプス動画です。


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