イワシとギンガメアジに憧れのヘルフリッチ!小笠原ボニンブルーの海

イルカとの逢瀬を楽しんだ前編(1日目)。
中編では、憧れだったシコンハタタテハゼに会えたことなど、2日目~4日目の様子をご紹介します。

イワシの壁、アタックするギンガメアジ、憧れのヘルフリッチ

小笠原2日目、僕たちは”タコ岩”というポイントへ。

エントリーと同時に素晴らしい「ボニンブルー」が広がります。

そして、広がるイワシの壁。視界の端から端までイワシで埋まってしまいます。それを狙ってギンガメアジが集まっています。

アジとは言えどすごく大きく、175cmの僕とほとんど変わりません。でかい。寿司にしたら何人分だろ。

丸太のように太ったイソマグロカマスサワラもイワシを狙って集まってきます。うまそう……

3日目のポイント「閂(かんぬき)ロック」

3日目、一番行きたかったポイント”閂(かんぬき)ロック”へ。

閂ロックは潮の流れが速く、「何か」が出るような可能性をビンビンに感じるポイントです。ここでもギンガメアジに遭遇。タコ岩より数が多いです。

足元に目を移すと、ジャパニーズピグミーシーホースがたゆたっています。

真ん中の茶色いやつです。恥ずかしがり屋さんでした。かわいいですね。

運が良ければウシバナトビエイの群れが見られるそうです。見たかったーくぅー

予定では、この日でダイビングは終わりのはずでした。ですが、色々あって4日目も1本潜ることにしました。

実は、僕が入っていたサークルの先輩が小笠原でインストラクターをしています。ウラシマンさんではないのですが笑

ウラシマンさんに内緒でその先輩にこっそり会いに行った際、「一緒に潜ろうよ!俺がガイドするよ!」と、誘ってくれたのです。

7こ下、初めて会う僕にとても優しく接してくれました。先輩馴染みの店でごちそうになったりもしました。タキベラのアクアパッツァです。シャレオツ。水レモンもいただきました。焼酎の水割りにレモンを絞ったもので、地元の人はよく飲むそうです。

どちらもめちゃくちゃ美味しかったです。

4日目のポイント「ひょうたん」

そんな素敵な先輩のガイドで、”ひょうたん”というポイントへ。ここには憧れのヘルフリッチ、和名シコンハタタテハゼがいます。

こいつです!普通は水深50mほどの大深度に生息しますが、ここでは25mで見られます!紫色と黄色のコントラストがとても艶やかです!

至高のひとときでした。大物も良いですが、マクロを楽しめるようになるとダイビングがいっそう楽しめると思います。

岩をひっくり返し、先輩が海のチアガールを見せてまくれした。キンチャクガニです。

こいつもかわいいですねー

彼女が手にしているボンボン、イソギンチャクの仲間で、カニハサミイソギンチャクといいます。キンチャクガニはカニハサミイソギンチャクを使って、身を守っています。

人間からはこのイソギンチャク、謎が多いんです。キンチャクガニはこのイソギンチャクをどこかで拾ってくるはずなのですが、カニから離れて生活しているイソギンチャクが見つかっていないのです。生き物って奥深いです。

大物もマクロも、小笠原の海はダイバーを本当に楽しませてくれる最高の場所でした。

小笠原諸島ダイビング旅行記、中編はここまで

中編はここまで。
後編では豪華客船・飛鳥Ⅱの見送りや、感動の出港についてお話したいと思います。

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人魚の水中動画を撮影しました

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